ドイツ自動車工業界の動き

VW

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の商用車部門は電動パワートレイン、自動運転、デジタルサービスの技術開発に今後5年で総額14億ユーロを投資する計画だ。同部門を統括するアンドレアス・レンシュラー取締役が11日明らかにした […]

VW

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のヘルベルト・ディース取締役(VWブランド乗用車担当)は専門紙『アウトモビル・ボッヘ』に、今後の競争では同じ大衆車メーカーのトヨタや現代よりも電気自動車(EV)の新興企業である米テスラ

スタートアップと開発協業、自動車業界で3割どまり

ドイツの自動車メーカー、サプライヤーのうちスタートアップ企業と製品・サービス開発で協業するのは29%にとどまることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。全体の56%はスタートアップ企業と全く関係

Audi

独高級車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリア・モーター は2日、ジュール工場の累計生産が50万台に達したと発表した。50万台目となったのは、アウディ「TT S」で、ジュール工場で生産している2.0リットルの

BMW、ロシア工場を検討

BMWは同社にとって初めてとなるロシア工場の建設を検討している。候補地としてバルト海沿岸のカリーニングラードを視野に入れている。同社が9日、ロシア現地紙『ベドモスチ』の報道を追認する形で明らかにした。 BMWによると、同

BMW、MINIの中国生産を検討=メディア報道

独自動車大手のBMWは、小型車ブランドMINIを中国で生産する可能性について検討しているもようだ。ブルームバーグがインサイダー筋から得た情報として報じたもので、中国の長城汽車と提携し、同社の工場で生産する方向という。将来

BMW、研究イノベーションセンターの拡張工事に着手

独高級車大手のBMWグループは6日、ミュンヘンにある研究イノベーションセンター(FIZ)の大規模な拡張・近代化プロジェクト「FIZ Future」の一環として建設する新しい複合ビルの定礎式を行った。同プロジェクトでは、F

ダイムラー、独南部の試験・技術センターを部分稼働

独自動車大手のダイムラーは5日、ドイツ南部のインメンディンゲンに建設中の新しい屋外試験・技術センターにおいて、すでに完成している4つの試験モジュールの運用を開始した。同センターの総面積は520ヘクタールで、運転支援システ

シュツットの年明け走行禁止回避、地元州の跳躍上告で

独シュツットガルト市で人体に有害な窒素酸化物(NOx)の濃度が欧州連合(EU)基準を上回っているのは問題だとして環境保護団体ドイチェ・ウンベルトヒルフェ(DUH)がディーゼル車の市内走行禁止を早期に実施するよう求め地元バ

ダイムラー―自動運転車などのテストコース開設―

自動車大手のダイムラー(シュツットガルト)は5日、ドイツ南部のイメンディンゲンにある開発車両のテストセンターに新たなテストコースを4つ開設したと発表した。オーラ・ケレニウス取締役(研究開発担当)は同センターが「将来のモビ

ダイムラー―ブラジル商用車事業に6億ユーロ投資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は10日、ブラジルの商用車事業に2022年までの5年間で総額6億ユーロを投資すると発表した。同国ではトラック市場が依然として低迷しているものの、平均車齢20年以上の車両が約半分

BMW―ロシアに初の工場建設も―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が同社初となるロシア工場の建設を検討していることが分かった。現地紙『ベドモスチ』が報じ、同社が9日追認したもので、西部の飛び地であるカリーニングラード州が候補地の1つに上がっていることも

独自工会、乗用車新車登録の通期予想を上方修正

独自動車工業会(VDA)は10月4日、ドイツにおける2017年乗用車新車登録台数の通期予想を前年比4%増の約350万台に上方修正した7月の時点では、前年並みの335万台を確保できると予想していた(2016年:335万1,

ドイツ乗用車新車登録、9月は3.3%減少

ドイツ連邦陸運局(KBA)は5日、2017年9月の国内乗用車新車登録が28万8,035台となり、前年同月に比べ3.3%減少したと発表した。前年同月に比べ営業日が1日少なかった影響がある。1~9月の累計は前年同期比2.2%

ドイツポストDHL、18年第2四半期から第2工場で生産開始

独郵便・物流大手のドイツポストDHLグループは10月2日、電気駆動の配送車を開発・生産する子会社のストリート・スクーターが2018年第2四半期に第2工場で生産を開始すると発表した。ストリート・スクーターの本社および第1工

VW、独ヤーデヴェーザー港に大型物流センターを計画=NWZ紙

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)とVW傘下のアウディは、ドイツ北部のニーダーザクセン州ヴィルヘルムスハーフェンに2012年に開港したコンテナターミナル、ヤーデヴェーザー港に大型物流センターの建設を計画しているもよ

ドイツ乗用車新車登録、平均年齢は52.8歳

ドイツにおける2016年の個人による乗用車新車登録の平均年齢は52.8歳だった。同年の新車登録台数の上位25ブランドでは、ホンダが58歳で最も高い。独業界紙『オートモビルボッヘ』がドイツ連邦陸運局(KBA)の統計を基に分

ドイツポスト―配達EV子会社の第2工場決定―

ドイツポスト(ボン)は9月27日、配達用電気自動車(EV)製造子会社ストリート・スクーターの第2工場を独西部のデューレンに開設することを明らかにした。需要増に対応する考えで、来年から新工場での生産を開始。年産台数を3万台

フォルクスワーゲン―排ガス不正問題で引当金積み増し―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は9月29日、7-9月期(第3四半期)の営業利益が大幅に押し下げられることを明らかにした。排気量2リットルのディーゼル車を対象とした排ガス不正問題の和解に伴う費用

ダイムラー―バス部門に3.6億ユーロ投資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9月26日、バス部門で今後数年間に総額3億4,000万ユーロを投資すると発表した。欧州での生産体制を効率化するほか、電動化、自動運転化を推進していく。 ダイムラーは2月、「コ

ダイムラー―ライドシェアのフリンク買収―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9月28日、ライドシェア(相乗り)仲介サービスの独フリンク(flinc)を完全買収すると発表した。モビリティーサービスの幅を拡充する考え。買収金額は明らかにしていない。 フリ

IAA閉幕、来場者数は大幅に減少

独自動車工業会(VDA)は9月24日、同日に閉幕した第67回フランクフルト国際モーターショー(IAA)の来場者数が延べ約81万人であったと発表した。これは前回(2015年)の93万2,000人を大幅に下回る。IAAは過去

独フェント、電動トラクターを開発

独農業機械大手AGCOの独子会社フェントは、電気駆動のコンパクトトラクター「Fendt e100 Vario」を開発している。出力50キロワット(kW)で、従来の農作業での稼働時間は最大5時間。2018年に一部の農家や自

米フレイトライナーがプラトゥーニング走行を公道試験

独自動車大手ダイムラーの米子会社(DTNA)は、アトランタで開催された北米商用車(NACV)ショー(9月24~28日)で、グループブランドのフレイトライナーが米オレゴン州の公道で追従車群走行(プラトゥーニング走行)を実施

ディーゼル車のCO2排出量、ガソリン車と変わらず

ドイツで昨年新車登録されたディーゼル車の二酸化炭素(CO2)排出量は走行1キロメートル当たり128グラムで、ガソリン車(同129グラム)と同水準にとどまったことが、緑の党の質問に対する連邦交通省の回答で分かった。政府や自

ダイムラーの研修施設が着工、ハンガリー拠点の新工場向け

独自動車大手ダイムラーは21日、ハンガリー中部のケチケメートにある拠点で研修施設「メルセデスベンツ・アカデミー」を着工した。同拠点に建設する第2工場の人材を育成する。投資額は30億フォリント(約970万ユーロ)で、そのう

独メルケル首相、独自動車業界に苦言も内燃エンジンも擁護

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は14日、フランクフルト国際モーターショー(IAA)の開幕式典で、ドイツの自動車業界に対し、ディーゼル車の排ガス規制逃れによる信頼喪失に苦言を呈した。その一方で、自動車産業がドイツの主要産業

シュコダ「ファビア」、18年からディーゼル車の販売停止

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダは、2018年から小型車「ファビア」のディーゼル車の販売を停止する。ディーゼル車の排ガス処理装置にかかるコスト負担の増加が理由であり、シュコダのベルンハル

BMW

独高級車大手のBMW は、フランクフルト国際モーターショー(IAA)で12日に世界初公開したコンセプトカー「アイビジョンダイナミクス(i Vision Dynamics)」の実車をミュンヘン工場で生産する方向で検討してい

Ford

米自動車大手フォード のドイツ法人は12日、ドイツ鉄道(DB)の子会社DBコネクトとの国内モビリティサービスにおける提携事業を自転車シェアリングサービスにも拡大すると発表した。具体的には、フォードはDBコネクトが展開する

三菱ふそう―世界初の量産電気トラック、日米欧で販売へ―

独ダイムラー傘下の三菱ふそうは14日、電気小型トラック「eキャンター」を米ニューヨークで公開した。世界初の量産トラックで、今年から米国、欧州、日本の特定の顧客向けに納入を開始。2019年からは一般顧客向けの生産にも乗り出

ダイムラー―急速充電の新興企業と戦略協業―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は14日、イスラエルの新興企業ストアドット(StoreDot)と戦略協業合意したと発表した。ストアドットの急速充電技術「フラッシュバッテリー(FlashBattery)」をダイ

フォルクスワーゲン―8月のグループ販売8%増に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が15日発表した8月のグループ販売台数は前年同月比8.0%増の82万台と大きく伸びた。すべての主要ブランドで増加。地域別では南米が大幅に拡大した。 南米の販売台数

走行中に給電する技術、クアルコムがIAAで公開

半導体大手の米クアルコムが走行中の電気自動車(EV)に電力を供給する技術を開発した。仮に実用化されると、EV普及のネックとなっている航続距離と充電時間の問題が一気に解決されることから、注目を集めそうだ。14日に開幕したフ

3人に2人がEVなどの購入に関心

ドイツの消費者は電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの環境対応車の購入に比較的前向きなもようだ。情報通信業界連盟(Bitkom)が実施したアンケート調査によると、「環境対応車を購入することが考えられる」との回答

車両チャージポイントが1万カ所を突破

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は18日、国内の電気駆動車用チャージポイントが6月末時点で約1万700カ所に達したと発表した。BDEWは現在の需要に見合うだけのインフラをエネルギー業界はすでに整備していると強調。「

「外国メーカーもディーゼル車修理を」=独首相

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は14日、フランクフルト国際モーターショー(IAA)の開幕式で講演し、ディーゼル車の窒素酸化物(NOx)排出削減に向けて自主的な修理を行うよう国外メーカーに促した。国内メーカーはすでにソフト

VWグループ、2025年までに電気駆動車80モデル以上を発売

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは11日、電気駆動車に関する新戦略「ロードマップE」を発表した。2025年までに新しい電気駆動車を80モデル以上、発売する。また、遅くとも2030年までに、VWグループ傘

BMWグループ、25年までに電気駆動車を25モデルに

独高級車大手BMWグループのハラルド・クリューガー社長は7日、2025年までにグループが販売する電気駆動車のラインアップを計25モデルに拡大する計画を発表した。うち、純粋な電動車両は12モデル、プラグインハイブリッド車は

Daimler

ドイツ南西部バーデン・ヴュルテンベルク州のカールスルーエで9 月6日、新しい水素供給ステーションが営業を開始した。同州では10カ所目、ドイツ全域では33カ所目の水素供給ステーションとなる。同ステーションは、自動車大手のダ

Daimler

独自動車大手のダイムラー は7日、メルセデスベンツの商用車部門が国内の中堅運送会社KAHMEN TransCargo GmbHから、大型トラック「アクトロス」を計70台受注したと発表した。受注の内訳は、アクトロス「184

世界初公開が過去最高に=IAA、重点分野は電動化や自動運転

フランクフルト国際モーターショー(IAA)が14日、開幕する。「未来を経験する」をテーマに掲げた今回は自動車のあり方を大きく変える「電動化」「自動運転」「コネクテッドカー(車両のIoT化)」「情報通信技術を活用した新サー

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