東欧市場における自動車工業界の動き

仏PSA、スロバキアでEV駆動用モーターを生産

仏自動車大手のPSAグループが、スロバキアのトルナヴァ工場で電気自動車(EV)の駆動用モーターを生産する。現地紙『スペクテーター』が21日、同工場の広報担当者の話として報じたもので、早ければ2019年末、遅くとも20年中 […]

仏PSA、ロシア工場で小型商用車を生産

自動車大手の仏プジョー・シトロエン(PSA)は27日、来年第1四半期からロシア・カルーガ工場で小型商用車2モデルを組立生産すると発表した。景気回復に伴う需要拡大に対応する。 新たに生産品目に加わるのは、プジョー「エキスパ

ベラルーシのベルジー、独BASFの塗料製品を採用

ベラルーシのトラック大手ベルアズと中国の自動車大手、吉利汽車の合弁会社であるベルジー(BelGee)が先ごろミンスク近郊に新工場を開設した。ドイツの化学大手BASFによると、同工場ではBASFの塗料が幅広く採用され、子会

ポーランドポスト、配達用EVの実証事業

ポーランド国営のポーランドポストが、国内10都市で約50台の配達用電気自動車(EV)の試験導入を実施する。同社の物流部門を統括するジャジー・ガリャッリ氏によると、同事業は来年中にも開始し、3~6カ月間継続する予定。 現地

ポーランド新車登録台数、1-10月期は15.9%増

ポーランド自動車工業会(PZPM)が先ごろ発表した2017年1-10月期の新車(乗用車及び小型商用車)登録台数は44万5,473台となり、前年同期から15.9%増加した。乗用車は18.1%増の39万5,968台と大きく拡

シュコダ自の10月販売数9.7%増、新モデルがけん引

チェコのシュコダ自動車が14日発表した10月の販売台数は前年同月比9.7%増の10万7,400台となり、10月単月としては過去最高を記録した。販売台数の増加は23カ月連続。ロシアと欧州、インドで大きく伸びたほか、2月発売

シュコダ自、20年からムラダー・ボレスラフでEV生産

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は17日、2020年からムラダー・ボレスラフ本社工場で純粋な電気自動車(EV)を生産すると発表した。また、19年にはプラグインインハイブリッド車(PHV)の部

トルコ自動車生産台数、1-10月は17%増

トルコ自動車工業会(OSD)が12日発表した2017年1-10月期の自動車生産台数は前年同期比17%増の138万台だった。乗用車が27%増の94万1,404台と大きく伸びた。10月単月の自動車生産台数は前年同月比7%増の

ロシア新車販売、10月は17.3%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は9日、同国の2017年10月の新車(乗用車・小型商用車)販売が14万8,597台となり、前年同月に比べ17.3%増加したと発表した。販売増加は3月から8カ月連続となる。1~10月の累計

スロバキア政府、EV購入助成策の延長を検討

スロバキア政府が電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)購入に対する助成措置の延長を検討している。助成申請総額が予算の520万ユーロに満たなかったためで、本来の期限である今月8日を超えて、予算がなくなるまで

ロシア商用車大手のカマズ、ウズベキスタンで合弁生産

ロシア商用車大手のカマズ(KamAZ)はこのほど、ウズベキスタン国営の同業ウズアフトサノアート(UzAvtosanoat)と合弁生産で合意した。ウズアフトサノアートの子会社ウズアフトトレーラーの工場内に生産設備を設ける。

工作機械メーカーのスピント、ミシュコルツに新工場

ハンガリーの工作機械メーカー、スピント(Spinto)が同国北東部のミシュコルツに新工場を建設する。シーヤールト外務貿易相が先ごろ明らかにしたもので、投資額59億フォリント(1,900万ユーロ)のうち24億フォリントを政

浙江吉利系のEVメーカー、中東欧工場の立地を模索

中国の浙江吉利グループ傘下の電気自動車(EV)メーカー、知豆(Zhi Dou)が、中東欧工場の建設地を模索している。13日付の『スロバキア・スペクテイター』が報じたもので、二人乗りのコンパクトEV「D2」を生産する目的だ

シュコダ自、1-9月期は28%増益

チェコのシュコダ自動車が10月30日発表した2017年1-9月期決算の営業利益は前年同期比28.3%増の12億600万ユーロとなった。モデルラインナップの大幅な改編や、2月に発売を開始した大型SUV「コディアック」の販売

トルコの国民車計画、5社連合で21年の市販を目指す

トルコのエルドアン大統領は2日、開発中の国民車を2021年に市場投入する計画を明らかにした。生産に向けて国内企業5社からなるコンソーシアムを組成し、19年の試作車完成を目指す。 コンソーシアムは財閥系複合企業のアナドルグ

ハンガリーのEV充電網拡大、来年5月までに300カ所に新設

ハンガリーが電気自動車(EV)普及拡大に向け、EV充電スタンド網の拡充を急いでいる。国家経済省の主導で設立された普及促進団体e-Mobiエレクトロモビリタスが先ごろ、現地経済紙『ブダペスト・ビジネス・ジャーナル』に明らか

仏車部品ヴァレオ、チェコR&D拠点拡大

自動車部品大手の仏ヴァレオはこのほど、チェコのプラハにある研究開発(R&D)センターを拡張する計画を明らかにした。投資額は1億2,500万コルナ(490万ユーロ)。既存の施設の隣接地に床面積2,300平方メートルの施設を

チェコ、自動車生産・販売・輸出台数 2017年1~9月

チェコ自動車工業会のまとめによると、2017年1‐9月期の同国の自動車生産(乗用車および軽商用車)は105万3,489台となり、前年同期に比べ4.16%増加した。 独フォルクスワーゲン(VW)傘下のチェコ自動車大手シュコ

トルコのEV・HV販売急増、トヨタ車が大半

トルコの電気自動車(EV)・ハイブリッド車(HV)連盟が先ごろ発表した今年1~9月期のEV、HVの販売台数は、前年同期の約9倍となる2,763台に達した。最も多かったのはトヨタの小型クロスオーバーSUV「C-HRハイブリ

シュコダ自の9月販売14.4%増、単月で過去最高に

チェコのシュコダ自動車が10日発表した9月の販売台数は前年同月比5.4%増の11万2,900台となり、単月として過去最高を記録した。販売台数の増加は22カ月連続。欧州とロシア、インドで大きく伸びたほか、2月発売の大型SU

米フォード、ルーマニアでOMV子会社と提携

米自動車大手フォードは16日、オーストリア石油大手OMV(ウィーン)のルーマニア子会社OMVぺトロム(ブカレスト)と戦略提携することで基本合意した。クラヨバ工場から出荷する新型SUV(スポーツ用多目的車)「エコスポーツ(

トルコの1-9月自動車生産台数、過去最高の122万台

トルコ自動車工業会(OSD)が11日発表した2017年1-9月期の自動車生産台数は前年同期比18%増の122万台となり、前年同期に記録した過去最高を更新した。乗用車生産台数も31%増の83万8,976台で過去最高を記録し

スロベニア、30年からディーゼル・ガソリン車の新規登録禁止

スロベニア政府は13日、2030年からディーゼル、ガソリン燃料車の新規登録を実質的に禁止する方針を発表した。運輸部門における代替燃料の導入に向けた戦略の一環で、環境負荷の小さい自動車の普及を後押しする。充電スタンド増設な

シュコダ自、EV用バッテリー生産へ

チェコ自動車大手のシュコダはこのほど、親会社の独フォルクスワーゲン(VW)向けに電気自動車(EV)用バッテリーを生産することを明らかにした。生産を受け持つのはムラダー・ボレスラフの本社工場で、これまでエンジンやトランスミ

BMW―ロシアに初の工場建設も―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が同社初となるロシア工場の建設を検討していることが分かった。現地紙『ベドモスチ』が報じ、同社が9日追認したもので、西部の飛び地であるカリーニングラード州が候補地の1つに上がっていることも

チェコ新車登録、1-9月は6.6%増

チェコ自動車輸入業者協会(SDA)が4日発表した2017年1-9月期の新車登録台数は20万5,511台となり、前年同期比で6.6%増加した。通年では昨年に記録した過去最高の25万9,693台を更新する可能性が大きい。 1

日野自動車がロシアに組立工場、18.9億円投資へ

日野自動車は10日、ロシアに組み立て工場を建設すると発表した。大きな成長が見込まれる同国市場での販売拡大が狙い。現地生産を通じて競争力を高めるとともにブランド力を強化する。投資額は18億9,000万円(約10億ルーブル)

豪EMH、リチウム採掘でチェコ産業省と基本合意

豪鉱山会社のヨーロピアン・メタルス・ホールディングス(EMH、パース)は2日、チェコ北西部におけるリチウム採掘権の取得で同国産業省と基本合意したと発表した。生産したリチウムを国内で加工することが条件となる。採掘規模や環境

米GMのポーランドEV生産計画、仏PSAが継続か

ポーランド経済紙『プルス・ビズネス』によると、米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM、ミシガン州デトロイト)が欧州事業を仏PSAグループに売却したことで、ポーランドに電気自動車(EV)工場を新設する計画が宙に浮いている。現

ポーランド自動車産業が好調、上半期は7.5%増

ポーランドの自動車産業が好調だ。同国の自動車調査機関AutomotiveSuppliers.plがこのほど発表した今年上半期の生産額は過去最高の774億ズロチ(179億6,900万ユーロ)となり、前年同期比で7.5%増加

チェコ新車登録、16年は12.5%増

チェコ自動車輸入業者協会(SDA)によると、同国の2016年の乗用車新車登録台数は25万9,693台となり、前年に比べ12.49%増加した。2014年から3年連続で2ケタの成長率が続いている。 2017年のブランド別登録

チェコ、新車登録統計

チェコ自動車輸入業者協会(SDA)によると、同国の2016年の乗用車新車登録台数は25万9,693台となり、前年に比べ12.49%増加した。2014年から3年連続で2ケタの成長率が続いている。 2017年のブランド別登録

カザフスタンで充電スタンド整備、年末までに120カ所

カザフスタンが電気自動車(EV)用充電スタンドの整備に乗り出す。パイロットプロジェクトとして年末までに、アスタナ市とアルマトイ市の100カ所と両市を結ぶ幹線道(約1,200キロメートル)の20カ所に急速充電スタンドを整備

ポーランド政府、EV普及に本腰

ポーランドが電気自動車(EV)の普及に向けた取り組みを始めている。今年に入り政府がEVの普及台数100万台に向けた行動計画を発表したほか、新法を検討中だ。公共交通機関に利用する電動バスの開発コンペが実施されるなど、政府関

ハンガリーのイカルス、イランからバス1,000台受注

ハンガリーのバスメーカー、イカルス(Ikarus、ブダペスト)がイランへのバス供給を再開する。イラン労働通信が26日伝えたところによると、今後2年間に1,000台を輸出することで、イラン市立銀行子会社の産業鉱山開発公社と

自動車電動化でハンガリー経済に打撃=蘭アトラディウス

電気自動車(EV)の急速な普及で、近い将来、ハンガリー経済が打撃を受けるという見方が浮上している。同国の主要産業である自動車部品製造で価格競争力が弱まるためだ。早ければ5年後にも影響が出始めるという。 スペイン保険大手グ

ダイムラーの研修施設が着工、ハンガリー拠点の新工場向け

独自動車大手ダイムラーは21日、ハンガリー中部のケチケメートにある拠点で研修施設「メルセデスベンツ・アカデミー」を着工した。同拠点に建設する第2工場の人材を育成する。投資額は30億フォリント(約970万ユーロ)で、そのう

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