東欧市場における自動車工業界の動き

チェコ自動車生産数、1-8月は5.7%増

チェコ自動車工業会(SAP)が19日発表した同国の1-8月の自動車・オートバイ生産台数は94万5,780台となり、前年同期から5.7%拡大した。主力の乗用車は5.7%増の94万536台で、そのうち86万6,901台が輸出 […]

シュコダ「ファビア」、18年からディーゼル車の販売停止

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダは、2018年から小型車「ファビア」のディーゼル車の販売を停止する。ディーゼル車の排ガス処理装置にかかるコスト負担の増加が理由であり、シュコダのベルンハル

ポーランド国産EV計画、1年後をめどにプロトタイプ発表へ

ポーランドの国産電気自動車(EV)のプロトタイプが1年後にもお目見えする見通しだ。チフジェフスキ・エネルギー相が現地紙『ガゼタ・ヴィボルチャ』の取材で明らかにしたもので、政府は普及に当たっても強く支援する姿勢を示している

シュコダ自動車、8月販売台数6.7%増加

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は14日、8月の販売台数が8万6,100台となり、前年同月を6.7%上回ったと発表した。旗艦モデル「スペルブ」や年初発売の大型SUV「コディアック」

三菱自、「パジェロスポーツ」のロシア現地生産を再開

三菱自動車は19日、モスクワの南西180キロメートルに位置するカルーガ工場で、11月から中型SUV(多目的スポーツ車)「パジェロスポーツ」の生産を再開すると発表した。ロシア自動車市場の回復を受けたもので、生産再開に伴い新

吉利汽車のベラルーシ合弁、量産開始

ベラルーシのトラック大手ベルアズと中国の自動車大手、吉利汽車の合弁会社であるベルジー(BelGee)が、ミンスク州ボリショフの新工場で吉利汽車のモデルの量産を開始した。同国のビタリー・ヴォフク産業大臣は14日、「すでに完

ロシア新車販売、8月は16.7%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した同国の2017年8月の新車(乗用車・小型商用車)販売は、13万2,742台となり、前年同月を16.7%上回った。1~8月の累計は、前年同期比9.6%増の98万921台となっ

ポルシェ「カイエン」、スロバキアで完全生産開始

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、スロバキアのブラチスラバ工場でポルシェのSUV「カイエン」の生産を開始した。同工場では車体の一部の生産を行ってきたが、今後は部品を含む完全生産体制に移行する。 ブラチスラ

フォード、ルーマニア工場の生産モデル変更

米自動車大手のフォード・モーターは先ごろ、ルーマニアのクライヨヴァ工場における「B-Max」の生産を中止した。同社の発表によると、2週間の生産停止の後、この秋からSUV「EcoSport」を生産する。生産モデルの変更に伴

現代自のトルコ合弁、新モデル生産を検討

トルコの財閥系複合企業キバルと韓国の現代自動車の合弁会社であるヒュンダイ・アッサン(HAOS)が、トルコ北西部のイズミット工場で乗用車の新モデルの生産を計画している。キバルのアリ・キバル社長が5日、ロイター通信に明らかに

モービルアイ、エストニアで自動運転車の路上試験を検討

カメラベースの先進運転支援システムを開発するイスラエルのモービルアイが、同社のシステムを搭載した自動運転車による路上試験をエストニアで実施する意向を持っていることがわかった。同国の日刊紙『エースティ・パエバレート』が先ご

自動車が中東欧の基幹産業に=コファス調査

仏信用保険大手コファスが先ごろ発表した中東欧上位500社に関するレポートによると、同地域では従来の石油・ガス部門に替わり自動車及び輸送部門が最大の産業となったことがわかった。同部門の2016年の売上高は1,280億ユーロ

スロバキア、自動車統計

ドイツ貿易・投資振興機関によると、スロバキアの2016年の乗用車新車登録台数は前年比13.1%増の8万8,163台に拡大した。2017年上半期(1~6月)も11.2%増と2ケタの伸びを示した。景気好調や実質所得の向上が販

ハンガリー政府、EV助成措置を拡大

ハンガリー政府は8月29日、企業の電気自動車(EV)導入を促進するための助成措置について、対象を現在の1社当たり5台から35台に引き上げる方針を明らかにした。経済省は昨年、EV購入費の21%、最大150万フォリント(約4

チェコ自動車生産数、1-7月は6.2%増

チェコ自動車工業会(SAP)が8月28日発表した同国の1-7月の自動車・オートバイ生産台数は82万3,032台となり、前年同期から6.2%拡大した。主力の乗用車は6.3%増の81万8,623台で、そのうち75万3,086

ソラリス、ノルウェーで電気バス5台を受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスは8月21日、ノルウェーの公共交通サービス会社Boreal Norgeから電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」を5台受注したと発表した。2018年7月に納車する予定。 「ウルビーノ12

シュコダ自、イスラエルのIT新興企業との協力強化

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は8月24日、デジタル技術や新しいモビリティ・ソリューションの開発を強化する目的で設立したSKODA AUTO DigiLabが、イスラエルのIT分野の新興企

東レ、ハンガリーにPPS樹脂コンパウンド拠点を新設

東レは23日、米国の炭素繊維子会社ゾルテックがハンガリー工場に高機能素材であるポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂コンパウンドの生産設備を新設すると発表した。部材の軽量化を目指す欧州系自動車部品メーカーの需要拡大に対

独ダイムラーのバス子会社、チェコ工場を拡張

独ダイムラーのバス製造子会社エボバスが、チェコ西部のホリーショフ工場を拡張する。従来のバス部品に加え、新たにスケルトン(骨格)を生産する計画だ。投資規模は明らかにされていない。年内に着工し、完成時には従業員数を現行の64

メルセデス・ベンツの物流センター、チェコに設置か

自動車大手の独ダイムラーがプラハ近郊のウージツェにメルセデス・ベンツの大型物流センターを設置するもようだ。チェコ紙『E15』が独自に入手した環境調査申請書に基づいて報じたもので、高速道路D8号線(プラハ~ドレスデン)沿い

VW、スロバキアで年内に1000人増員

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は先ごろ、スロバキアで今年末までに1,000人以上を新たに雇用する意向を明らかにした。増員は新モデル生産に対応するためで、ボディ、塗装及び組み立ての各ラインに計800人、高度な専門職

英JLR、建設中のスロバキア工場で物流施設拡大

英自動車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)が、建設中のスロバキア工場内の物流施設の面積拡大を検討しているもようだ。環境影響評価に向けて当局に提出された事業計画で明らかになった。JLRでは「将来に向け拡張できる態

ベラルーシ初の国産EV、試作車公開

ベラルーシ国立科学アカデミーは22日、傘下の機械エンジニアリング研究所の車両テスト場で初の国産電気自動車(EV)を公開した。計画発表から1年足らずで研究用試作車の開発にこぎつけた。今後は電気部品の最適化やパラメータの微調

ハンガリー乗用車登録、7月は15.8%増

ハンガリー自動車輸入業者連盟(MGE)が先ごろ発表した7月の国内の乗用車登録台数は9,336台となり、前年同月から15.8%増加した。1-7月期では18.7%増の6万4,138台だった。3.5トン以下の小型商用車は7月単

トルコ自動車登録台数、6月は17%の大幅減

トルコ統計局がこのほど発表した6月の自動車登録台数(中古車を含む)は9万5,608台となり、前年同月比で17%減少した。1-6月累計では前年同期比2.8%減の60万1,923台。廃車台数は4万9,134台で9.7%減少し

ロシア新車販売、7月は18.6%増

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は8日、同国の2017年7月の新車(乗用車・小型商用車)販売が12万9,685台となり、前年同月に比べ18.6%増加したと発表した。販売増は3月から5カ月連続、2ケタの増加は5月から3カ

シュコダ自、VWデザイナーがデザイン責任者に

チェコ自動車メーカーのシュコダは8月2日、フォルクスワーゲン(VW)のデザインを手掛けてきたオリヴァー・シュテファニ氏(53)が9月1日付けでチーフデザイナーに就任すると発表した。BMWに転職したヨゼフ・カバン氏の後任と

ハンガリーの自動運転車テストコース、来夏に開設へ

ハンガリー政府は7月27日、同国西部のザラエゲルセグに建設中の自動運転車テストコースが来夏に開設する見込みだと発表した。現在は計画の第一段階が完了したところだという。 政府は昨年春に、半径500キロメートル圏内で唯一とな

ブルガリアのEV普及、技術面の整備必要=業界団体

ブルガリアで電気自動車(EV)の普及が遅れている。同国の電気自動車協会(BAEPS)は当初、2013年末までにEV登録台数1万台を目標に掲げていたものの、16年通期の登録台数はわずか800台超、今年7月時点でも1,000

エストニアで無人バスの運行開始

エストニアの首都タリンで先ごろ、無人バス「イージーマイル」2台が運行を開始した。イージーマイルはフランスの同名の自動運転車メーカー製の8人乗り小型バスで、8月末まで運行予定。期間中、乗客は無料利用できる。エストニアが7月

シュコダ自、クヴァシニ工場で自動倉庫が稼動

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は7月25日、クヴァシニ工場で小型部品の自動倉庫が稼動したと発表した。必要時に必要な分量の部品を自動的に製造ラインへ供給でき、生産効率が向上するという。整備に

チェコの上期自動車生産数、過去最高を記録

チェコ自動車工業会(SAP)が7月27日発表した同国の今年上期の自動車・オートバイ生産台数は前年同期比5.1%増の77万5,001台となり、上期の最高を更新した。主力の乗用車は5.1%増の75万6,468台で、そのうち6

シュコダ自、上半期の営業利益25.5%増

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は7月28日、2017年1-6月期の営業利益が前年同期比25.5%増の8億6,000万ユーロに拡大したと発表した。売上高は22.6%増の87億2,000万ユー

ルーマニア新車販売、上半期は17%増

ルーマニアの自動車製造・輸入事業者連合会(APIA)がこのほど発表した2017年上半期の新車販売台数は7万1,603台となり、前年同期から17.1%増加した。うち乗用車は5万8,967台で、伸び率は21.7%だった。 メ

伊FCA、セルビア労組とスト中止で合意

自動車大手の伊フィアット・クライスラー(FCA)は7月25日、セルビアのクラグイェヴァツ工場の労働組合とストライキ中止に関する条件で合意した。同労組は賃上げを求めて6月27日以来3週間にわたりストライキを行っていた。合意

シュコダ自の上期販売、最高記録を更新

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は18日、2017年上半期の販売台数が前年同期比2.8%増の58万5,000台となり、上半期として過去最高を記録したと発表した。6月単月でも6.5%

ラトビアのトヨタ販売台数、1-6月に25%増加

ラトビアにおける2017年1-6月期のトヨタ自動車販売台数は1,264台となり、前年同期実績を25%近く上回った。バルト3国全体では33%増の5,735台で、市場シェアを14.2%伸ばした。ラトビアの正規販売店あるウェス

トラクター大手ウルスス、ミュンヘン工科大と協業

ポーランドのトラクター大手ウルスス(Ursus)は先ごろ、独ミュンヘン工科大学傘下の研究機関TUMインターナショナルおよびルブリン市当局と、共同研究所の開設に関する覚書を交わした。それによると、ルブリン市に140ヘクター

日産、サンクトペテルブルグ工場を2交代制に

日産自動車は10日、ロシアのサンクトペテルブルグ工場の生産を10月から、2交代制にすると発表した。ロシアの自動車市場が回復の兆しを見せていることに対応する。 ロシアの新車販売(乗用車・小型商用車)は、前年同月比の伸び率が

Solaris

ポーランドのバス製造大手ソラリス は14日、イタリアの交通事業者2社から電動バス「ウルビーノ12エレクトリック」を計22台、受注したと発表した。ATBベルガモに12台、ATMミラノに10台を納入する。両社に納車する電動バ

独BMW、チェコに自動車試験センター設置か

高級車大手の独BMWが数十億コルナを投じ、チェコに自動車試験センターを新設するもようだ。日刊紙『ムラダー・フロンタ・ドゥネス』が14日、ピルニー財務相と消息筋の情報として伝えた。BMWが重点を置く電気自動車(EV)・自動

伊フィアット、セルビア工場のスト続く

セルビア・クラグイエヴァツのフィアット工場におけるストライキが4週目に突入した。労働組合の要求する待遇改善に対して雇用者側から具体的な提案がないためだ。政府はフィアットがセルビアから撤退し、間接雇用を含めて1,000人の

露アフトワズ、8,200人を追加削減

「ラーダ」で知られるロシア乗用車最大手のアフトワズが2018年までに従業員の2割強に当たる8,200人を削減する。経済危機による販売減で大きな赤字を出しているためで、さらなる人件費削減を目指す。 関係者の話を総合すると、

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