チェコ自動車工業会(SAP)が8月28日発表した同国の1-7月の自動車・オートバイ生産台数は82万3,032台となり、前年同期から6.2%拡大した。主力の乗用車は6.3%増の81万8,623台で、そのうち75万3,086台が輸出された。
乗用車で増加率が最も大きかったのは独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダで、15%(48万5,209台)に上った。韓国の現代自動車も2.8%(20万9,000台)拡大した。トヨタ・プジョーシトロエン・オートモビル(TPCA)はマイナス14.3%(12万4,414台)と低迷した。
バスの生産台数は3.8%増の2,626台。チェコ唯一のトラックメーカーであるタトラの生産台数は46.4%増の892台と大きく伸びた。同じく唯一のバイクメーカーであるジャワは20.7%減の891台に後退した。