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2013/6/21

企業情報 - 部品メーカー

フォルシア、欧州でリストラ拡大か

この記事の要約

仏自動車部品大手のフォルシアは、欧州拠点の人員を削減する方針だ。欧州自動車販売市場の冷え込みを受けて需要が低迷しており、回復の見通しが不透明なことが理由。同社のヤン・ドゥラブリエール社長が18日付独『ベルゼン・ツァイトゥ […]

仏自動車部品大手のフォルシアは、欧州拠点の人員を削減する方針だ。欧州自動車販売市場の冷え込みを受けて需要が低迷しており、回復の見通しが不透明なことが理由。同社のヤン・ドゥラブリエール社長が18日付独『ベルゼン・ツァイトゥング』の中で明らかにした。しかし、具体的な措置については言及しなかった。

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ドゥラブリエール社長によると、同社の今年第1四半期の生産量は(前年同期に比べ)9%減少した。通期では欧州向けの生産が5~6%後退する見通しという。需要低迷に対応するため、生産規模の縮小と人員削減は避けられないと指摘。今年だけでも固定費を5,000万ユーロ削減する必要があるとしている。

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フォルシアは昨年12月にも、ドイツのシュタットハーゲン拠点で従業員のほぼ5分の1に当たる200人を整理する計画を発表した。同拠点で手がけてきた部品製造事業を主にポーランドに移管することでコストを削減する計画だ。

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