オスラム―分社化計画にゴーサイン―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は12日、一般照明事業の分社化計画を監査役会が承認したと発表した。家庭やオフィスで用いられる白熱灯、LEDランプ事業を今後設立する新会社に移管。オスラムは経営資源を自動車向けなどの特殊照明や発光ダイオード(LED)、システムソリューションに絞り込む。

分社化する事業は従業員数が約1万2,000人。売上高はおよそ20億ユーロで、オスラム全体の40%を占める。

新会社の方針は未定。可能性としては売却、新規株式公開(IPO)、他社との合弁化が考えられる。

上部へスクロール