化学業界でベア合意、2段階で計5.3%

独化学業界の労使は23日、新しい労使協定を締結した。賃金を2段階に分けて計5.3%引き上げるという内容で、ベースアップ幅は今年が3.0%、来年が2.3%。ベアの時期は地区によって異なる。また、経営状態の悪い企業はベアの実施時期を最大2カ月、延期できる。協定の有効期間は24カ月。

ノルトライン、ラインラント・ファルツ、ヘッセン地区では賃金が今年8月1日付で3.0%、来年9月1日付で2.3%引き上げられる。

バーデン・ヴュルテンベルク、バイエルン、ベルリン西部、ブレーメン、ハンブルク、ニーダーザクセン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、ヴェストファーレン地区は第1弾が今年9月1日、第2弾が来年10月1日。

ザールラントと独東部地区はそれぞれ今年10月1日、来年11月1日となっている。

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