Merck KGaA―パーキンソン病治療薬「Safinamid」の開発中止―

製薬大手の独Merckは19日、パーキンソン病治療薬「Safinamid」の開発を中止すると発表した。市場でのポテンシャルが当初予定したよりも小さいと判断したため。すでに減損処理を終えているものの、今年第4四半期に約4,000万ユーロの追加コストを計上する。

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同社は2006年、Safinamidの権利を同業の伊Newronから取得し、開発を続けてきた。現在は臨床試験の最終段階であるフェーズ3まで到達している。Merckは同薬の権利を2012年4月にMewronに返還する。

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