インフレ率が2カ月連続で低下、11月は2.4%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した2011年11月の消費者物価指数は前年同月比の上昇率(インフレ率)が2.4%となり、2カ月連続で縮小した。景気の鈍化が反映されたもようで、コメルツ銀行のエコノミストはロイター通信に対し「経済成長見通しの悪化がインフレリスクを軽減している」との見方を示した。インフレ率の直近のピークは9月の2.6%だった。

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消費者物価は前月比では変動がなく、2カ月連続で横ばいを保った。欧州連合(EU)基準の物価変動率は前年同月比がプラス2.8%、前月比が±0%だった。

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