協定賃金、09年は2.8%上昇

連邦統計局が1月29日発表した2009年のドイツの協定賃金は前年比で平均2.8%上昇し、上げ幅はインフレ率(0.4%)を大幅に上回った。金属、化学、保険など幅広い業界で景気が悪化する前の08年に労使が賃金協定を締結していたことが大きい。ただ、09年は不況の影響で製造業を中心に操短や特別手当の削減、賃金協定の適用保留が広がったため、支給額の実際の増加幅は2.8%を下回ったとみられる。

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