航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は17日、2017年12月期の営業利益(EBIT、調整済み)見通しを上方修正した。1-6月期の業績が好調だったためで、16年12月期実績の17億5,200万ユーロを「やや下回る」としていた従来予測を「上回る」へと引き上げた。
1-6月期のEBIT(同)は10億4,200万ユーロに達し、前期(5億2,900万ユーロ)の約2倍へと拡大した。旅客事業で3億5,200万ユーロから6億8,000万ユーロへと増加。それ以外の事業でも1億7,700万ユーロから3億6,200万ユーロへと大きく伸びた。
売上高は170億ユーロで、前年同期の150億ユーロを13%上回った。6月末時点の純債務は昨年末の27億ユーロから11億ユーロへと減少している。