DMG Mori―売上・受注で記録更新―

DMG森精機の独子会社DMG Mori(ビーレフェルト)が13日発表した2017年12月期の売上高は前期比4%増の23億4,850万ユーロとなり、過去最高を更新した。国外が7%増の16億3,640万ユーロと好調で全体をけん引。3%減となった国内の不振が相殺された。国外売上比率は前期の67%から70%へと上昇した。

税引き後利益は1億1,840万ユーロで、前期を149%上回った。事業が好調だったほか、比較対象の16年12月期は事業再編で業績が押し下げられておりその反動も大きい。営業利益(EBIT)は73%増えて1億8,010万ユーロとなった。

新規受注高は16%増の27億5,480万ユーロとなり、過去最高を記録した。国外が20%増えて全体をけん引。国内も8%伸びた。12月末時点の受注残高は13億910万ユーロで、約6カ月分の生産高に相当する。

18年12月期は売上高で4%増の約24億5,000万ユーロ、EBITで横ばいの約1億8,000万ユーロ、新規受注高で9%減の約25億ユーロを見込む。

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