独デュル、中期目標を下方修正

独設備機械大手のデュルは17日、2018年の通期業績予想を下方修正すると発表した。下方修正する背景には、2014年に買収した木材加工機械子会社ホマグの事業改革によるコスト増や、1,700万ユーロの損失を抱えるマイクロガスタービン事業からの撤退コストなどがある。デュルは本業の儲けを示すEbitベースの営業利益率で当初6.8%~7.3%を見込んでいたが、これを5.8%~6.3%に下方修正した。一方、今期の受注高で36億5千ユーロ~39億5千ユーロ、売上高で37億5千ユーロ~39億5千ユーロとする当初目標は据え置いたものの、2020年の売上高を企業買収効果を含めて50億ユーロとする中期目標は40億~42億ユーロに下方修正した。

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