独ワイヤーハーネス大手のレオニは22日、2018年の営業利益(EBIT)見通しを従来予測の2億1,500万~2億3,500万ユーロから1億9,600万ユーロへと引き下げた。中国市場の成長鈍化や世界的な貿易紛争の拡大で需要が落ち込んでいることに加え、9月から導入された欧州連合(EU)の新たな排ガス・燃費基準「乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP)」への対応が影響した。
7~9月期(第3四半期)決算のEBITは前年同期比15.6%減の3,800万ユーロだった。売上高は横ばいの12憶ユーロ。フリーキャッシュフローのマイナスは3,500万ユーロから1億4,100万ユーロに拡大した。