現代自動車グループは13日、英移動通信大手のボーダフォンと戦略提携を結んだと発表した。欧州の顧客向けに先進的なコネクテッドシステムの搭載モデルを供給する狙い。現代自並びに起亜自動車は2019年から当該モデルを市場投入する。
顧客はボーダフォンのIoT(モノのインターネット)ネットワークにアクセスすることで、リアルタイムの交通情報、駐車・位置情報、車両診断など様々な遠隔サービスを受けられるようになる。同システムは車載通信規格のアップル・カープレイとアンドロイド・オートに対応しており、音声制御も可能だ。
現代自の情報コミュニケーション技術(ICT)部門を統括するスー副社長は「ボーダフォンとの提携により、欧州の多くの顧客に対しより安全で安定したネットワーク環境を提供できるようになる」と述べた。