独オペルの19年事業見通し、一層の電動化を推進

独自動車大手オペルは6日、創業120周年に当たる2019年の事業見通しを発表した。電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を複数投入し、ラインアップの電動化を推し進める。

2019年上半期にSUV「グランドランドX」のPHVモデルと小型車「コルサ」のEVモデルを発売する。グランドランドXは4輪駆動で、システム総出力は300PS。独アイゼナハ工場で生産する。コルサは競合のEVモデルと比べて競争力のある価格設定がされる見込み。オペルのローシェラー最高経営責任者(CEO)は「EVコルサの投入で顧客のすそ野を広げる。同モデルは真のEV国民車になる」と述べた。

2020年からは小型SUV「モッカX」の新モデルの生産を開始し、電動モデルもラインアップする。パネルバン「ヴィヴァロ」にもEVモデルを追加する。

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