ニフコ、独子会社を統合

ニフコは10日、自動車向けプラスティック部品の製造・販売を手がけるドイツの完全子会社2社を経営統合すると発表した。一体化を通して独OEM事業の成長戦略を実現するためと説明している。

独南部のヴァイセンブルクにあるニフコKTWと西部のゾーリンゲンにあるニフコKTSを統合する。存続会社はニフコKTW。来年8月の合併を予定しており、合併後は社名をニフコ・ジャーマニーに改める。

ニフコKTSは2014年の設立で、17年12月期の売上高は6,000万ユーロ、経常利益は230万ユーロだった。ニフコKTWは15年の設立。売上高1億1,600万ユーロ、経常利益610万ユーロを計上した。