中国の国営コングロマリット中国総合技術が、傘下の貿易会社、中国進出口公司を通じて、カザフスタン自動車メーカーのサリャルカ・アフトプロムの株式51%を取得する。合弁会社を設立し、年間10万台を生産する計画だ。部品の最大50%を現地調達する方針。プロジェクト総額は約11億米ドルに上る。
カザフスタン首相府の11日の発表によると、合弁会社はサリャルカのコスタナイ工場で組み立て生産を行う。中国自動車メーカーの安徽合肥江淮汽車(JAC)、安徽安凱汽車、中国重型汽車、漢騰汽車の各モデルを手がける。カザフスタン、ユーラシア経済連合(EAEU)から部品を調達する意向だ。