ドイツ連邦統計局が2日発表した1-3月期(第1四半期)の小売売上指数(自動車販売店を除く、暫定値)は物価調整後の実質で前年同期を1.7%上回った。食料品店は0.7%落ち込んだものの、非食料品店が3.0%増えて全体を強く押し上げた。
非食料品店では通販(ネット販売を含む)が6.0%増加。「その他の小売店(本屋や宝飾店)」も4.8%増と好調だった。家具・家電・DIY用品店は3.0%増、薬局およびコスメテック・医薬・医療品店は1.9%増。デパートなど総合的な小売店は1.0%減、繊維・衣料品・靴・革製品販売店は0.3%減と振るわなかった。
食料品店では肉屋などの専門店が2.2%、スーパーが2.2%の幅で落ち込んだ。
通販を除いた小売店は1.0%増、ガソリンスタンドを除いた小売店は1.6%増だった。