仏自動車大手のルノーは15日、中国・上海に新デザインセンターを開設したと発表した。国際的な拡大戦略の一環で、中国の消費者への訴求力を高めたデザインを通じて新規顧客の獲得につなげていく。グループ全体で世界7カ所目のデザイン拠点となる。
新センターは自動車の内外装、ボディカラー、材質、ユーザー・エクスペリエンス(UX)およびユーザー・インターフェース(UI)を含む全てのデザインを手掛ける。上海中心部に位置しており、コネクテッドやイノベーション、eモビリティ分野の最先端のソリューションを取り込みながら活動をしていく。今後数カ月内に現地のデザイナー約20人を雇用する予定。
ルノーはデザインセンターを仏国内とルーマニア、韓国、ブラジル、インドに持つ。