仏自動車大手PSAの独子会社オペルは15日、小型車「コルサ」の次期モデルは大幅に軽量化されると発表した。車体重量は最軽量モデルで従来の10%分にあたる108キログラム(kg)が削減され、980kgとなる。これにより走行性能の向上や、燃費と二酸化炭素(CO2)排出量の低減が期待できる。
新型コルサは電気自動車(EV)・エンジン車の両方に対応したコモン・モジュラー・プラットフォーム(CMP)の採用のほか、総アルミ製のエンジンや前後の車軸の最適化を通じて軽量化を実現した。具体的には、ボディシェルが従来比で約40kg、3気筒ガソリンエンジンは15kg、前部座席は5.5kg、後部座席は4.5kg、アルミ製ボンネットは2.4kg軽くなる。