SR:黒海経由の新コンテナ航路開通、ジョージア―ルーマニア間

黒海に面するジョージアのバツーミ、ポチとルーマニアのコンスタンツァを結ぶコンテナ船の定期航路が新設される。ジョージアの国営鉄道サカルトベロス・ルキニグザ(SR)がこのほど明らかにした。同航路はカスピ海横断国際輸送ルート(TITR)の一部となるもので、技術面のほか料金体系とサービス開始時期を含む経済的側面に関し、このほど関係者間で合意が成立した。

9月20日からは同航路の最初の便としてアゼルバイジャンの船会社ASCOのコンテナ船が就航する。同船は10日に1便で、航海日数は5日間。主に中央アジア経由で到着した中国の貨物を欧州に輸送する。

新ルート開設プロジェクトの参加企業にはSRとASCOのほか、カザフスタンのアクタウ商業港、アゼルバイジャンのバクー国際貿易港、カザフスタン、アゼルバイジャン及びウクライナの鉄道会社がある。

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