トルコとアゼルバイジャン、関税簡易化で合意

トルコのオクタイ副首相は16日、関税の簡易化でアゼルバイジャン政府と合意したと発表した。両国の合同経済委員会(KEK)の定期会合で、貿易促進と関税手続き迅速化に向け、両国がともに特恵貿易地域協定の年内締結に尽力することを確認した。

オクタイ副首相によると、会合では多くの項目で一致点が見いだされた。これにより、「具体的な行動に基づき、貿易からエネルギー、運輸から教育、農業から保健まで、経済協力を多くの分野に広げるという両国の目的が明確になった」と満足感を示した。

オクタイ副首相はまた、アゼルバイジャンのアリエフ大統領とも会談し、軍備産業及び農業、医薬品産業での協力で一致した。

トルコは、アルメニアが実質支配するアゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ地域など、「占領地域」との取引・経済関係を防ぐことで、アゼルバイジャン政府と協力する姿勢を明確にした。

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