チェコ統計局(CSU)が7日発表した8月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で1.2%減少し、2カ月ぶりにマイナスに転じた。前月は0.1%の増加だった。新規受注高は0.9%減少した。
「コンピューター・電子・光学機器」の生産高は前年同月比12.7%減となり、同0.4%増となった前月から大きく後退したほか、「ベースメタル」は14.6%、「金属加工品」は3.3%減少して全体を強く押し下げた。「家具製造」(6.9%減)、「その他の製造業」(0.3%減)も増加から減少へと転じた。
主要産業の「自動車」は4.5%、「電気設備」は7%、「基礎医薬品・医薬品製剤」は22.9%増加した。
8月の税込平均賃金は前年同月比で5.4%上昇した。