トルコ企業、ブルガリアでメルセデス向けヘッドライトを生産

トルコのバイラクタルラル(Bayraktarlar)・グループのブルガリア子会社で、自動車部品製造を手がけるオデロ・ファルバ・ブルガリアはこのほど、トラキア経済区(TEK)で工場を開設した。独メルセデスベンツ車向けのヘッドライトを製造する。投資額は4,000万ユーロ。2023年までに400人を雇用する。

オデロ・ブルガリアは今年7月にはTEKで研究開発センターを開所した。乗用車用照明機器の開発促進を目的に当初10人を雇用し、年内に20人、3年以内に40人に増員する。

バイラクタルラルは2011年にドイツの自動車部品メーカーだったオデロを買収した。トルコ、スロベニア、中国、ドイツに自動車部品の生産拠点を持つ。メルセデスベンツ、フォルクスワーゲン(VW)、アウディ、BMW、ルノー、トヨタに製品を供給しており、2017年の売上高は4億6,100万ユーロだった。

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