フリックスモビリティ―急成長続く、昨年は乗客37%増加―

移動サービス大手の独フリックスモビリティ(ミュンヘン)は9日、同社の長距離バスなどを利用した乗客数が昨年は6,200万人に達し、前年比で37%増加したことを明らかにした。国際的な事業の拡大が奏功した格好。進出先国は現在30カ国、路線数は約2,500に上る。

同社は独長距離バス市場が自由化された2013年に事業を開始した。その後は鉄道、相乗りサービスへと手を広げている。国際化も積極的に推し進めており、18年には米市場へと進出。昨年はトルコ同業キャーミル・コチを買収し、トルコとウクライナ市場への参入を果たした。

相乗りサービスはフランスで展開している。近くスウェーデンでも開始する予定だ。

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