第1四半期の建設許可4%増加

ドイツ連邦統計局が20日発表した第1四半期(1~3月)の建築許可件数(増改築を含む)は前年同期比4.0%増の7万8,640件(暫定値)へと拡大した。増加幅は新築で3.8%、増改築で5.4%に上った。

新築住宅の許可件数は6万8,257件で、前年同期を3.8%上回った。2世帯住宅が11.3%増の5,290件と大きく拡大。3世帯以上の集合住宅も4.4%増の3万9,305件と好調だった。1世帯住宅は0.3%増の2万1,297件。

非住居用建造物の新築許可件数は1,326件で、前年同期を2.6%上回った。容積ベースでは13.1%増の5,375万6,000立方メートルと大きく拡大している。

容積の伸び率は工場・作業所(26.0%増の1,183万立方メートル)、公共施設(24.0%増の581万9,000立方メートル)、事務・管理施設(18.4%増の509万2,000立方メートル)、倉庫(16.4%増の1,887万2,000立方メートル)で大きかった。流通施設(21.2%減の273万5,000立方メートル)と宿泊・飲食施設(12.8%減の106万1,000立方メートル)は2ケタ減となった。

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