斗山重工のルーマニア事業、現地ファンドが買収

ルーマニアの投資ファンドであるSIFバナート・クリシャーナは7日、韓国・斗山重工の系列会社であるルーマニア斗賛IMGBの株式99.92%を取得し、買収すると発表した。すでに4日に契約に署名し、ルーマニア競争当局に承認申請を済ませた。取引額は明らかにされていない。

ルーマニア斗賛IMGBは1963年に設立された重機メーカーで、本社をブカレストに置く。1998年にノルウェーのクヴァナー(現アケル・ソリューソンズ)が買収。2006年に斗山重工の傘下に入った。

同社の2019年の売上高は前年比10%減の2億2,200万レウ。最終損益は2億7,800万レウ(5,700万ユーロ)と、前年の2,500万レウから大きく悪化していた。

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