独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は9月25日、米配車サービス大手のウーバーと共同でライドヘイリングサービス「ウーバー・グリーン」のパイロットプロジェクトをベルリンで開始したと発表した。同プロジェクトでは、VWの電気自動車「eゴルフ」の新古車(使用期間が短い中古車)を100台近く導入する計画。
VWは2018年からカーシェアリングサービス「We Share」に「eゴルフ」を導入している。今回のプロジェクトを通して、都市部における大気質の改善に寄与するとともに、ライドヘイリングサービスにおける電気自動車の利用に関する知見を集め、今後の自動車開発に生かしていく。
ウーバーは9月8日、2040年までに排気ガスを出さないエミッションフリーの車両、公共交通機関、マイクロモビリティーによるモビリティプラットフォームを構築する計画を発表した。