仏自動車大手PSA傘下の独オペル は燃料電池車の開発を進めている。オペルのミヒャエル・ローシェラー社長はこのほど、独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ(FAZ)』によるインタビュー取材の中で、2021年に燃料電池車の試験走行を開始する計画を明らかにした。「ザフィーラ」タイプの小型ファミリーバンに燃料電池システムを装備する計画。ただ、ローシェラー社長はFAZ紙に対し、燃料電池は貴金属を材料に使用するため高価格になる問題がある、とも言及した。同社長はさらに、2021年に、純粋な電気自動車およびハイブリッド車を9モデル、市場投入する計画を明らかにした。9モデルには小型商用車も含まれている。