ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は4日、同国の2020年11月の新車販売(乗用車・小型商用車)が15万7,580台となり、前年同月に比べ5.9%増加したと発表した。1~11月の累計は、前年同期比10.3%減の134万6, 351台となった。
自動車製造業者委員会(AMC)のトーマス・シュテルツェル会長は11月の販売について、「10月(前年同月比7%増加)に比べ伸び率はやや縮小したものの、予想通り、年末に向けて販売好調が続いている」とコメント。また、「夏以降、ルーブル安が消費者需要を後押ししている。新年のショッピングタイムはすでに始まっており、メーカーによる価格調整がさらに購入決定の動機付けとなる」と述べ、AMCの通期予想である152万2,000台を達成できるとの見通しを示した。