トルコの自動車大手フォード・オトサンは2日、同国北西部コジャエリの拠点で電動車用のバッテリー工場を着工した。完工は2022年の予定。同工場の設置により、コジャエリ工場は電動車のバッテリー製造から完成車生産までを一貫して行う国内初の生産施設となる。
同社はフォードの小型商用車(LCV)「トランジット・カスタム」のプラグインハイブリッド(PHV)モデルや、完全電気自動車(EV)「eトランジット」を生産している。過去10年間の投資額25億ユーロのうち、5,600万ユーロが電動車向けだった。
フォード・オトサンは米フォードとトルコのコチ財閥が1997年に設立した合弁企業。