ユーロ圏景況感、2月は改善

欧州委員会が2月26日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は93.4となり、前月の91.5から1.9ポイント上昇した。景況感の改善は2カ月ぶり。小売業を除いて上向いた。

分野別では製造業が2.4ポイント、サービス業が1.1ポイント、消費者が0.8ポイント、建設業が0.3ポイントの幅で上昇。コロナ禍に伴う営業・外出制限の影響が大きい小売業は0.5ポイント悪化した。

EUのESIは前月を1.9ポイント上回る93.1。主要国はイタリアが4.4ポイント、ドイツが3.0ポイント、フランスが0.9ポイントの上昇となった。スペインは3.2ポイント低下した。

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