独給電インフラ企業コンプレオ、ポーランド進出

独給電インフラ企業コンプレオは2月24日、ポーランドに進出する計画を明らかにした。駐車システムや電気自動車(EV)用給電設備を提供する同国のシティ・システムズと提携し、EV充電インフラの整備拡張事業を行う。シティ・システムズは国内の大手食品流通事業者やショッピングセンター、空港などに対しサービスを提供している。

ポーランド代替燃料連合(PSPA)によると、同国のEV登録台数は昨年9月時点で1万4,788台。政府は2030年までに60万台の普及を目指す方針を掲げているが、自動車販売に占めるEVの割合は19年8月時点で0.2%にとどまっている。しかし、コンプレオはポーランド市場の潜在的な可能性は大きいとみており、シティ・システムズとの提携に踏み切った。

コンプレオは昨年10月、フランクフルト証券取引所での上場を果たした。その際調達した4,400万ユーロの資金を投じ、ドイツ、オーストリア、スイスの他、フランス、ポーランド、ベネルクス3国での成長を目指す計画だ。

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