独エルリングクリンガー、バッテリー部品の大型受注を獲得

独自動車部品大手のエルリングクリンガー(EK)は9日、バッテリー部品の大型受注を獲得したと発表した。契約期間は約9年、取引規模は総額で5億ユーロ前後としている。ドイツのノイフェン工場で今後15カ月以内に量産を開始する予定。

今回受注したのは、セルコンタクティングシステムと呼ばれる部品。EKによると、樹脂製のフレームで構成されており、電圧・温度センサーがすでに装備されている。これに加え、監視センサーも統合することができる。

納入先は、世界市場で事業展開するバッテリーメーカーのドイツ工場で、2022年上半期から出荷を開始する。当該電池メーカーは、ドイツの高級車メーカーの量産プラットフォーム向けにバッテリーシステムを生産する。

エルリングクリンガーは、約10年前からセルコンタクティングシステムなどのバッテリー部品を量産している。

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