ロシア発の中小企業向け財務プラットフォーム、ドイツで稼働

ロシア人技術者の設立したスタートアップ企業モナイト(Monite)が今月、ドイツで中小企業向けの財務プラットフォーム「フォー・イン・ワン(4-in-1)」を立ち上げた。会計業務を自動化し、処理時間を最大50%短縮できるという。

フォー・イン・ワンを使うと、◇一つのインターフェースで複数金融機関と取引できるマルチバンキング◇請求作業の自動化◇請求書受領・処理の自動化◇支出管理◇会計業務自動化――が可能になる。他社ソフトと互換性があるほか、顧客の需要に基づき機能を向上させられるモナイトの技術力が強みだ。

モナイトはプラットフォーム立ち上げと同時に、投資家10社・人以上からプレシード投資として合計110万ユーロの資金を調達した。投資家には独シグナルズ・ベンチャー・キャピタルやスイスのトマホーク、トルコのインベンチャーズ、ロシア人系のルナ・キャピタル、オランダ人実業家のバス・ホドスカ(Godska)氏、ドイツ人実業家のラルフ・ミュラー氏、ラース・ストイ氏などが名を連ねる。

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