ルノーの半導体不足による減産、当初予測より深刻

仏自動車大手ルノーは22日、今年は半導体不足によって50万台の減産を迫られるとの見通しを示した。9月初めには同要因による減産を22万台と予想していたが、これを大きく上回る規模となる。

デルボス最高財務責任者(CFO)は、同社に半導体を供給するマレーシアで新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)が解除されたことを受けて、年内に不足はやや改善するものの、10~12月期に解消する可能性は極めて低いと指摘。22年になっても不足が続くとの見方を示した。

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