ユーロ圏の景況感指数、2カ月連続上昇

欧州委員会が10月28日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は118.6となり、前月の117.8から0.8ポイント上昇した。景況感の改善は2カ月連続で、過去最高だった7月の119.0に近づいてきた。

ESIを分野別でみると、サービス業が3.0ポイント上昇と大きく改善。このほか製造業が0.1ポイント、小売業が0.6ポイント、建設業が1.4ポイントの幅で上昇した。消費者は0.8ポイント悪化した。

EU27カ国ベースのESIは前月を1.0ポイント上回る117.6。主要国はスペインが2.5ポイント、フランスが2.1ポイント、イタリアが1.8ポイントの上昇となった。ドイツは0.5ポイント低下した。

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