ダイムラーとBYD、合弁会社の出資比率変更へ

独自動車大手のダイムラーは12月24日、中国のバッテリー・自動車メーカー、比亜迪汽車(BYD)と設立した合弁会社の出資比率を変更すると発表した。両社は2010年に合弁会社、深センBYDダイムラー・ニュー・テクノロジー(BDNT)を折半出資で設立した。今回、新しい合弁会社DENZAを立ち上げ、株式譲渡により、出資比率をダイムラーが10%、BYDが90%とする。また、両社は引き続き長期的な協力関係を構築していく方針を示している。当局の承認を得て、株式譲渡は2022年半ばに完了する見通し。

ダイムラーとBYDは2010年に、中国で同国市場向けの新エネルギー車(NEV)を開発・生産する目的で合弁会社BDNTを設立した。BDNTは、開発した車両を新ブランド「DENZA(騰勢)」のモデルとして販売している。

DENZAは、2022年も新モデルを中国市場に投入する計画で、今後のさらなる成長に意欲を示している。

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