1月粗鋼生産1.4%減少

独鉄鋼業界団体シュタールが21日発表した1月の粗鋼生産高は前年同月比1.4%減の325万8,000トンとなり、2カ月ぶりに後退した。昨年10月までは8カ月連続で拡大していたが、その後は低迷している。コロナ禍とエネルギーコストの上昇が鉄鋼業界の景気にブレーキをかけているという。

高炉鋼が1.4%減の231万5,000トン、電炉鋼が1.4%減の94万3,000トンへと落ち込んだ。電炉鋼の減少は4カ月連続。銑鉄は3.4%減の212万8,000トン、熱間圧延鋼材は3.2%減の295万5,000トンだった。

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