メルセデスベンツ、DPDに「eスプリンター」150台を納車

独自動車大手のメルセデスベンツは9日、運送大手DPDに電動大型バン「eスプリンター」150台を納車したと発表した。DPDはこれらの車両を物流拠点(デポ)のあるハンブルク、エッセン、ニュルンベルクに配備する予定。

DPDはドイツ全域で2020年初めから再生可能エネルギーのみを使用している。「eスプリンター」はデポで充電し、配送中は充電の必要がないように走行ルートを設定する計画。

DPDが今回調達した「eスプリンター」は、総重量が3,500キログラムで、バッテリー容量は47キロワット時(kWh)。一回のフル充電による航続距離は128~158キロメートルとなっている。急速充電では、約25分で電池の残容量10%から80%まで充電することができる。最大積載量は849キログラム、積載容量は11立方メートル。

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