クボタは5日、電動トラクターを2023年4月から欧州市場に投入すると発表した。日本メーカーによる電動トラクター供給は初めて。まず脱炭素化の動きが活発な欧州で、自治体の緑地管理作業向けにレンタルする。
投入するのは小型電動トラクター「LXe-261」。連続で稼働できる時間を長くするため、1時間の急速充電で平均3~4時間の連続稼働が可能な大容量バッテリーを搭載している。
最大出力は19.1キロワット(26馬力相当)。公園内の草刈り・運搬・施肥などの用途を想定し、フランスやドイツ、英国、スペインなどの自治体、公共団体に長期(2~5年)レンタルする。