機械受注が4カ月ぶりに増加、9月は+5%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の9月の新規受注高は前年同月を実質5%上回り、4カ月ぶりに拡大した。国外受注が8%増と全体をけん引。ユーロ圏(ドイツを除く)は9%、ユーロ圏外は8%の伸びを記録した。国内は4%減とこれまでに引き続き振るわなかった。

新規受注を特殊要因による統計のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、7~9月は前年同期を実質3%下回った。国内が9%、国外が1%減少。国外はユーロ圏が7%増えたのに対し、ユーロ圏外は4%落ち込んだ。

1~9月の新規受注高は前年同期比で実質1%増加した。国内は3%後退したものの、国外が2%増加。ユーロ圏は5%、ユーロ圏外は1%増えた。

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