レンゴーは16日、独子会社トライコーで太陽光発電設備を導入すると発表した。自社の活動に伴う二酸化炭素(CO2)の排出量を削減するとともに、天然ガス価格が高騰する欧州でガス消費量を抑制する狙い。
独南部バートヴェリスホーフェンにあるトライコー本社工場の屋根と将来の拡張用に保有している土地に、約1万4,000枚の太陽光パネルを設置する。容量は5.6メガワット(MW)。2023年下半期の稼働を目指している。
レンゴーは昨年、50年の炭素中立実現に向け化石エネルギー起源 CO2 排出量を30年までに13年比で46%削減する目標を打ち出した。