欧州委員会が6日に発表したユーロ圏の2022年12月の景況感指数(ESI、標準値100)は95.8となり、前月の94.0から1.8ポイント上昇した。同指数はロシアがウクライナに侵攻した直後の3月から下落が続いていたが、2カ月連続で改善した。
分野別では製造業が0.4ポイント、サービスが3.2ポイント、消費者が1.7ポイント、小売業が3.0ポイント、建設業が1.0ポイントの幅で上昇した。
EU27カ国ベースのESIは前月を1.5ポイント上回る94.2。主要国はドイツが2.0ポイント、スペインが1.9ポイント、イタリアが0.9ポイントの上昇となった。フランスは1.3ポイント悪化した。