独鉄鋼業界団体シュタールが21日に発表した2月の粗鋼生産高は299万4,000トンとなり、前年同月を6.9%下回った。減少は12カ月連続。高炉鋼が4.9%減の204万4,000トン、電炉鋼が10.8%減の95万トンとともに落ち込んだ。銑鉄は1.1%減の195万8,000トン、熱間圧延鋼材は6.7%減の262万8,000トンだった。
1~2月の粗鋼生産高は591万9,000トンで、前年同期を8.6%下回った。高炉鋼は6.5%減の417万7,000トン、電炉鋼は13.3%減の174万2,000トン。銑鉄は4.6%減の391万7,000トン、熱間圧延鋼材は10.1%減の518万8,000トンとなっている。