独自動車部品大手のヘラーは9日、LED補助ヘッドライト「ブラックマジック(Black Magic)」シリーズのバーライト製品のラインナップを拡充したと発表した。公道用に14種類、オフロード用に18種類を新たに投入する。
公道用のバーライトは国連・欧州経済委員会(ECE)が定める電磁両立性(EMC)規格「ECE R10」に準拠しているほか、防水・防塵性能に優れる。長さは7インチから展開し、最長の40インチ(約1メートル)のタイプは明るさが最大9,200ルーメンとなる。対応電圧は10V~30V、ケーブルの長さは2メートルで、トラックやSUVに適している。
オフロード用は、直線タイプと湾曲タイプがあり、1列の「スリム」と2列の「ダブルロウ」の2つのデザインを選択できる。長さは20インチから最長52インチ(約1.3メートル)、明るさは最大2万ルーメン。周囲の温度に合わせて調整する熱センサーを備えており、加熱や故障の防止だけでなく低温時に光出力を上げる仕様となっている。
「ブラックマジック」は米国でロングセラー製品となっており、欧州でも需要が伸びている。