蘭ASMLがツァイス子会社に出資、次世代露光装置の開発加速へ
半導体製造装置の世界最大手メーカーである蘭ASMLは3日、独光学機器大手カール・ツァイス子会社のカール・ツァイスSMTとの協力関係を強化すると発表した。極端紫外線リソグラフィ(EUV)技術を用いた次世代半導体露光装置(ス […]
半導体製造装置の世界最大手メーカーである蘭ASMLは3日、独光学機器大手カール・ツァイス子会社のカール・ツァイスSMTとの協力関係を強化すると発表した。極端紫外線リソグラフィ(EUV)技術を用いた次世代半導体露光装置(ス […]
マブチモーターは4日、ポーランド南部のマウォポルスカに現地法人を設立すると発表した。自動車電装用小型モーターを生産する。同社初の欧州生産拠点で、周辺地域へのアクセスに優れたポーランドに設置することで欧州市場の顧客への迅速
テュフ・ズードなどドイツの技術監査協会が加盟する業界団体VdTUEVが2日発表した自動車の故障に関する最新レポート(TUEV-Report 2017)によると、2015年7月〜16年6月の1年間に行われた車検で重大な故障
スイスの複合企業モンタナ・テック・コンポーネンツは3日、独電池製造子会社ファルタの新規株式公開(IPO)計画を発表した。公開益を買収などに充てる考え。年内にもフランクフルト証券取引所の「プライム・スタンダード」で市場デビ
化学大手の独バイヤスドルフは3日、2016年12月期の売上高営業利益率(EBITベース、調整済み)を上方修正した。1-9月期の業績が好調だったためで、過去最高となった前期実績の14.4%を「やや上回る」としていた従来予測
トルコ自動車販売協会(ODD)が2日発表した10月の新車販売台数(乗用車および小型商用車)は8万3,000台となり、前年同月から29.2%増加した。1-10月期は前年同期比1.1%減の71万9,499台だった。 10月は
アイルランドの格安航空(LCC)大手ライアンエアは2日、フランクフルト国際空港発着便を来年3月から運行すると発表した。これまでは同空港から100キロ離れたアクセスが不便なフランクフルト・ハーン空港を利用してきたが、フラン
ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した10月の乗用車新車登録台数は前年同月比5.6%減の26万2,724台となり、3カ月ぶりに落ち込んだ。比較対象の2015年10月に比べ営業日数が2日少なかったことが影響。社用・公用車
独化学工業会(VCI)は2日、独業界(製薬を含む)の今年の売上高を従来予測の「前年比1.5%減の1,860億ユーロ」から「同3%減の1,830億ユーロ」へと引き下げた。下方修正は3月、5月、7月に次いで4度目。出荷価格が
ドイツ連邦雇用庁(BA)が2日発表した10月の失業者数は前月を6万8,000人下回る254万人となり、1991年6月以来の低水準まで減少した。夏季休暇シーズンが完全に終了したほか、求人需要が堅調なことが背景にあり、季節要
独工作機械工業会(VDW)が2日発表した独業界の7-9月期(第3四半期)の新規受注高は前年同期比で8%増加した。国外が22%増と大きく伸びて全体を押し上げた格好。国内は14%減と振るわなかった。10月の工場稼働率は90.
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の9月の新規受注高は実質ベースで前年同月と同水準にとどまった。ユーロ圏外がやや落ち込んで足を引っ張った格好。国内は2%増加し、ユーロ圏(ドイツを除く)もわずかに拡大した。
トルコのテュフェンクジ関税通商相は2日、ロシア・スプートニク通信の取材に対し、来年にもロシアと自由貿易協定(FTA)に調印できるとの見方を明らかにした。両国間外交の正常化が進んでいることもあり、経済・貿易面での関係拡大を
独小売大手テンゲルマンのスーパー子会社、カイザース・テンゲルマン(以下カイザース)の店舗取得をめぐる業界大手エデカとレーベの争いが円満解決される公算が高まってきた。シュレーダー前首相などの調停が成功したためで、カイザース
スイス化学大手イネオスの独子会社イネオス・スチロリューションは10月31日、石油化学大手の米シェブロン・フィリップス・ケミカルと韓デリム・インダストリアルが韓国で展開する合弁会社KRコポリマー(KRCC)を買収することで
関西ペイントは10月31日、トルコ同業のポリサン・ボヤ・サナイ・ヴェ・ティカレット(PB)の株式50%を約115億円(1億1,300万米ドル)で取得し、持分法適用関連会社とすると発表した。重要市場と位置付けるトルコでの事
化学大手の独BASFは31日、一部の製品について供給契約の不可抗力条項(フォースマジュール)を発動すると発表した。ルートヴィヒスハーフェン本社工場で17日に起きた爆発・火災事故の影響で生産量と在庫がともに大きく減少してい
欧州の複数のトラックメーカーが大・中型トラックの販売でカルテルを結んでいた問題で、ドイツの物流企業が損害賠償訴訟の準備を進めている。訴訟を取りまとめる弁護士事務所への取材をもとに31日付『ハンデルスブラット(HB)』紙が
IHIは31日、トルコの産業機械メーカー、ダルガキラン・マキナと、汎用ターボ圧縮機を生産販売する合弁会社を12月に設立すると発表した。周辺地域へのアクセスが良いトルコに拠点を設け、欧州・中東市場での事業拡大を目指す。 合
ドイツ連邦統計局が28日発表した10月の消費者物価指数は前年同月比0.8%増(速報値)となり、2年ぶりの高い伸びを記録した。最大の物価押し下げ要因となっているエネルギーの下落幅が1.4%まで縮小したことが大きい。物価に占
ドイツのグローエ連邦保健相(キリスト教民主同盟)が処方薬の通販禁止に向けて法案作成に乗り出したことが28日、明らかになった。同国の処方薬定額販売ルールは欧州連合(EU)法に違反するとした欧州司法裁判所(ECJ)の判決を受
アステラス製薬は28日、ドイツのバイオ医薬品開発企業ガニメド・ファーマシューティカルズを株主から完全買収することで合意したと発表した。中核事業のがん治療薬分野で開発パイプラインを拡充する。数週間以内の買収手続き完了を見込
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)はグループの従業員を長期的に1万人以上、削減する見通しだ。カールハインツ・ブレシング取締役(人事担当)が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、電気自動車(EV)
自動車大手の独ダイムラーは27日、電気自動車(EV)などの電動パワートレイン車に特化した新ブランド「EQ」の初のモデルを同国北部のブレーメン工場で生産すると発表した。2010年代末までに量産を開始する。同工場ではプラグイ
自動車部品大手の独エルリングクリンガーは27日、独エンジニアリング企業ホーファー・パワートレイン・エンジニアリング・グループに戦略出資すると発表した。ハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)向けのパワートレイン事業に参
電子機器受託生産サービス(EMS)のシークス(本社:大阪)は28日、ハンガリー中部ナジケーレシュに現地法人を設立すると発表した。電子部品工場を設置し、欧州の既存拠点と連携して現地需要の増加に対応していく。 新会社「シーク
電機大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)は27日、3Dプリンター製造の独コンセプト・レーザーを買収することで合意したと発表した。GEは3Dプリンターの独SLMソリューションズを株式公開買い付け(TOB)で買収する計画
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は27日の決算発表で、2016年12月期の売上高見通しを引き上げた。1-9月期の業績(0.2%減の1,599億3,200万ユーロ)が予想を上回ったためで、「前期実績(2,132億9
独銀最大手のドイツ銀行が27日発表した2016年7-9月期(第3四半期)の税引き前損益は6億1,900万ユーロの黒字となり、61億100万ユーロの赤字となった前年同期から大幅に改善した。比較対象の15年7-9月期は巨額評
化学大手の独BASFは27日の決算発表で、2016年12月期の営業利益(EBIT、特別要因を除く)見通しを据え置いた。ルートヴィヒスハーフェン本社工場で17日に起きた爆発・火災事故で利益が圧迫されるものの、「前期実績をや
ウクライナ政府は27日、最低賃金を来年1月1日付で月額3,200フリブナ(約113ユーロ)に引き上げることを閣議決定した。現行の1,450フリブナから120%以上の増加となる。同国では国内総生産(GDP)が今後、拡大に転
フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディは26日、ル・マン24時間レースなどで有名なFIA 世界耐久選手権(WEC)から今シーズン限りで撤退することを明らかにした。VWグループは排ガス不正問題でコスト削減圧力が高
ライフサイエンス大手の独バイエルが26日発表した2016年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は26億8,200万ユーロとなり、前年同期比で6.0%増加した。主力の処方薬部門と、法的に分
ドイツ政府は26日の閣議で、最低賃金を来年1月1日付で引き上げることを決定した。現在の1時間当たり8.5ユーロから34セント増やして8.84ユーロとする。 ドイツでは全国・全業界一律の最低賃金が2015年1月に導入された
米サンフランシスコ連邦地方裁判所は25日、独フォルクスワーゲン(VW)グループのディーゼル車排ガス不正問題で同社が米国の車両所有者および当局と締結した和解案を承認した。これによりVWが総額147億ドルを支払うことが確定し
高級白物家電大手の独ミーレは自社の特許技術を無断で使用しているとして電機大手の韓LGが侵害停止を求めていることが分かった。LGは話し合いによる解決を望んでおり、提訴は可能な限り回避する姿勢だ。 LGは同社が特許を持つ蒸気
米清涼飲料・食品大手のペプシコがトルコ西部のマニサに工場を建設する。投資額は1億2,000万米ドルで、当初350人、2022年までに500人以上を雇用する計画。同社のトルコ工場はこれが6つ目となる。トルコ投資庁が25日に
Ifo経済研究所が25日発表した10月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月比1.0ポイント増の110.5となり、2年半ぶりの高水準に達した。改善は2カ月連続。今後6カ月の事業の見通しを示す期待指数が特に大き
独銀最大手のドイツ銀行がリテール銀行子会社ポストバンクの放出計画を中止するとの観測が出ている。ロイター通信が消息筋の情報として25日報じたもので、ポストバンクをドイツ銀に完全統合することを検討しているという。両行は報道内
独連邦財務省は24日、不動産バブルの予防に向けた法原案を関連省庁に送付した。バブルの恐れが出てきた場合、融資の抑制を銀行に命じるという内容。関連省庁からの意見を踏まえて法案を作成し、来年夏までに議会で成立させる考えだ。ド
独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は24日、プラハにデジタル技術の開発拠点を開設したと発表した。デジタル化とコネクティビティーを柱とする成長戦略「シュコダ2015」に沿うもので、新しいモバイル
半導体製造装置の有力メーカーである独アイクストロンは24日、中国の投資会社・福建芯片投資基金(FGC)が同社を買収する計画への承認をドイツ経済省が取り消し再審査を行うことを明らかにした。独当局の承認撤回は異例で、国外から
独バイオ企業サイトトゥールズは21日、主力医薬品「デルマプロ(Dermapro)」の治験をやり直すことを明らかにした。同薬の製造委託先企業の不手際が原因となり治験の最終段階で薬効を確認できなったため。最終治験を再度実施す
自動車大手の独ダイムラーは21日の決算発表で、2016年12月期の業績見通しを引き下げた。トラック販売の不振を受けたもので、グループ全体の売上高を従来予測の「前期実績をやや上回る」から「前期水準」に下方修正。販売台数も「
企業向けソフト大手の独SAPは21日の決算発表で2016年12月期の営業利益(非IFRSベース)見通しを引き上げた。クラウドサービス事業が好調なためで、従来予測の「64億〜67億ユーロ」から「65億〜67億ユーロ」へと上
炭素製品大手の独SGLカーボンは20日、黒鉛電極事業を手がける子会社SGL GEホールディングを昭和電工に完全売却すると発表した。黒鉛価格の大幅な下落を受けて同事業は業績に足かせになっていることから、売却や合弁化、新規株
安川電機は20日、スロベニア南部のリブニツァに現地法人を設立すると発表した。制御装置を含めた産業用ロボットを開発・製造して欧州の顧客に販売するとともに、新たな供給網を構築して中東とアフリカ地域の需要も取り込む。投資額は現
ドイツ連邦統計局が20日発表した9月の生産者物価指数は前年同月比1.4%減となり、これまでに引き続き落ち込んだものの、下げ幅は前月の同1.6%から0.2ポイント縮小した。物価の最大の押し下げ要因であるエネルギーの下落幅が
食品、化学などプロセス産業向けの機械を手がける独GEAは20日、2016年12月期の利益見通しを大幅に引き下げた。第3四半期(7〜9月)の業績が予想を下回ったためで、12月通期の営業利益(EBITDAベース、調整済み)を
化学大手の独BASFは19日夜、ルートヴィヒスハーフェン本社工場の爆発・火災事故で停止状態にある生産施設を近日中に再稼働させていくと発表した。アナリストの間からは生産停止が年明け以降まで続くとの見方も出ていたが、同社は緊