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2012/1/20

企業情報 - 部品メーカー

BASF、米サイオン・パワーに出資

この記事の要約

独化学大手のBASFは12日、リチウム硫黄電池の開発を手がける米サイオン・パワーに5,000万米ドルを出資すると発表した。BASFは新規事業開発部門のBASFフューチャー・ビジネスを通してサイオン・パワーと2009年に提 […]

独化学大手のBASFは12日、リチウム硫黄電池の開発を手がける米サイオン・パワーに5,000万米ドルを出資すると発表した。BASFは新規事業開発部門のBASFフューチャー・ビジネスを通してサイオン・パワーと2009年に提携を結び、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車向けリチウム硫黄電池の商業化に向けた取り組みを進めている。

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米アリゾナ州ツーソンに本社を構えるサイオン・パワーは1994年に設立され、ポータブル電源やEV用の高エネルギー密度の充電式リチウム硫黄電池の開発を手がけている。BASFの触媒事業の責任者であるBozich氏は、「サイオン・パワーへの出資は、世界のバッテリーおよびバッテリーセルのメーカーに供給する機能素材やコンポーネントのトッププロバイダーになるという長期目標をサポートするものだ」とコメントしている。

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