英自動車部品大手GKNドライブラインは、インドでの生産を急速に拡大している。2011年は南部タミルナド州チェンナイ近郊のオラガダムに精密鍛造工場を開設したほか、西部マハラシュトラ州プネで等速ジョイント(CVJ)などを生産する新工場の建設に着手した。
\13億ルピーを投じて建設するプネ工場は面積が8,000平方メートル。雇用規模は200人強で、9月からフル稼働させる計画だ。生産能力は等速ジョイントが年間120万ユニット。このほか、トランスミッションとデファレンシャルギアを一体化したトランスアクスルも生産する。製品の供給先はタタ・モーターズ、ゼネラル・モーターズ(GM)、フィアット、フォルクスワーゲン(VW)などで、いずれも30キロメートル圏内に拠点がある。
\GKNドライブライン・インディアのOjhaマネジングディレクターによると、GKNはインドで過去5年間、年間15%を超える成長を続けている。
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